○老子の原文を道具として解釈したもの
人を手本にはしない。
人からは影響を受けない。
人の情報に左右されると混乱する。
だから、人の情報だけで行動はできない。
自分で確認して行動するほうがいい。
情報と確認は切り離せない。
これをふまえて行動する。
行動は慎重に、よく見極めること。
人とは違った行動になっても結果が悪いと
は限らない。
○老子の読み下し文
古えの善く道をおさめし者は、以て民を明
にするにあらず。
まさに以てこれを愚にせんとす。
民の治め難きは、その智多きを以てなり。
故に智を以て国を治むるは、国の賊。
智を以て国を治めざるは、国の福。
この両者を知るも、また稽式(けいしき)な
り。
常に稽式を知る、これを玄徳と言う。
玄徳は深いかな、遠いかな。
物と反すれども、しかる後にすなわち大順
に至る。
○老子の原文
古之善為道者、非以明民。
将以愚之。
民之難治、以其智多。
故以智治国、国之賊。
不以智治国、国之福。
知此両者、亦稽式。
常知稽式、是謂玄徳。
玄徳深矣遠矣。
与物反矣、然後及至大順。
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