○老子の原文を道具として解釈したもの
道そのものには何もないけれど、無限に続
いている。
自然に終わりがないようなものだ。
険しさもなだらかにし、迷いをなくし、景
色をあらわにし、真実を見せる。
なにものにも動じず、存在している。
自然に先駆けてあるのかもしれない。
○老子の読み下し文
道は冲(ちゅう)なれども、これを用うれば
或いは盈(み)たず。
淵(えん)として万物の宗に似たり。
その鋭を挫(くじ)き、その紛を解き、その
光を和らげ、その塵(ちり)に同ず。
湛(たん)として或いは存するに似たり。
われ誰の子なるかを知らず、帝の先に象(に)
たり。
○老子の原文
道冲而用之或不盈。
淵兮似万物之宗。
挫其鋭、解其紛、和其光、同其塵。
湛兮似或存。
吾不知誰之子、象帝之先。
0 件のコメント:
コメントを投稿