○老子の原文を道具として解釈したもの
名前より身体のほうが先にある。
身体より宝物のほうが価値がある。
得るより失うほうが辛い。
だから、身体は衰えるが名前は残り、宝は
失いやすいが身体は残る。
限界を知れば批判されることはなく、あき
らめれば命まで失うことはない。
これで継承することができるのだ。
○老子の読み下し文
名と身と孰(いず)れが親しき。
身と貨と孰れが多なる。
得ると亡うと孰れが病(うれい)ある。
故にはなはだ愛すれば必ず大いに費(つい)
え、多く蔵すれば必ず厚く亡う。
足るを知れば辱しめられず、止まるを知れ
ば殆うからず。
以て長久なるべし。
○老子の原文
名与身孰親。
身与貨孰多。
得与亡孰病。
是故甚愛必大費、多蔵必厚亡。
知足不辱、知止不殆。
可以長久。
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