○老子の原文を道具として解釈したもの
人の心を読み取る。
善にも悪にも得られる教訓はあり、善くす
ることができる。
信じられる事にも疑わしい事にも得られる
情報があり、真実を知ることができる。
まずは受け入れて、固定観念にとらわれな
い。
周りに惑わされず、自分の答えに従う。
○老子の読み下し文
聖人は常の心なく、百姓の心を以て心とな
す。
善なる者は、吾れこれを善とし、不善なる
者も、吾れまたこれを善とすれば、徳は善な
り。
信なる者は、吾れこれを信とし、不信なる
者も、吾れまたこれを信とすれば、徳は信な
り。
聖人の天下に在るや、歙歙(きゅうきゅう)
として、天下のためにその心を渾(こん)にす。
百姓は皆その耳目を注ぐも、聖人は皆これ
を孩(がい)にす。
○老子の原文
聖人無常心、以百姓心為心。
善者吾善之、不善者吾亦善之、徳善。
信者吾信之、不信者吾亦信之、徳信。
聖人在天下歙歙焉、為天下渾其心。
百姓皆注其耳目。聖人皆孩之。
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