2013年7月8日月曜日

49.芯を持つ

○老子の原文を道具として解釈したもの

 人の心を読み取る。
 善にも悪にも得られる教訓はあり、善くす
ることができる。
 信じられる事にも疑わしい事にも得られる
情報があり、真実を知ることができる。
 まずは受け入れて、固定観念にとらわれな
い。
 周りに惑わされず、自分の答えに従う。


○老子の読み下し文

 聖人は常の心なく、百姓の心を以て心とな
す。
 善なる者は、吾れこれを善とし、不善なる
者も、吾れまたこれを善とすれば、徳は善な
り。
 信なる者は、吾れこれを信とし、不信なる
者も、吾れまたこれを信とすれば、徳は信な
り。
 聖人の天下に在るや、歙歙(きゅうきゅう)
として、天下のためにその心を渾(こん)にす。
 百姓は皆その耳目を注ぐも、聖人は皆これ
を孩(がい)にす。


○老子の原文

 聖人無常心、以百姓心為心。
 善者吾善之、不善者吾亦善之、徳善。
 信者吾信之、不信者吾亦信之、徳信。
 聖人在天下歙歙焉、為天下渾其心。
 百姓皆注其耳目。聖人皆孩之。

0 件のコメント:

コメントを投稿